🥋 絆(きずな)
- taihoon75
- 9月7日
- 読了時間: 2分
富谷市・仙台市泉区・太白区秋保で空手教室を開いています。
🥋 小幡カツヒロ空手放浪記
【 其の二十】
日本には数多くの祭り事や風習がある。
ついこの間までお盆であったが、
遠く離れていた家族がひとつ屋根の下に集い、
思い出話に花を咲かす。
そこに先祖の霊も集まるという。
それぞれ思いを話したのち、
また春分の日に会おう、
または正月に会おうと
呼びかけ合う。
人と人との繋がり、
絆(きずな)が保たれる風習。
ふるさとは心の中に
そっと先人たちを思い、
そして何かを孫や子に伝える
ひと時でもある。
それがあるからこそ、
離れていた家族が
一緒に過ごし、
一緒に語らう時間が
持てるのではないだろうか。
または、地域ごとの祭りも
また同じことのように思える。
共に目標に向かって取り組む
協調性、協力体制が
自然に生まれてくる。
それこそが人々の心に残り、
生きる励みに
なるのではなかろうか。
また話は別になるが、
大昔はテレビもなければラジオもなく、
囲炉裏端で火を囲み、
爺さん婆さんの山での出来事、
または
山での怪しい話、怪談話、
などを子供たちは聞きながら、
生きる知恵や
行ってはいけない場所などを
自然と覚えていったのではないだろうか。
古(いにしえ)の伝承を思い、
心に浮かんだことは
只一つのように思える。
それは、
人と人との絆(きずな)。
2025/9/7(日)




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